稲の籾種の選別をして、今、酵母菌液に浸しています。
これまで「塩水選」という方法で、水の浮力を塩で上げて調整して選別していましたがやめました。
塩を使わず、水の浮力だけで選別するようにしました。「水選」というんでしょうか。
塩分の一般的な基準はあるんですが、それでもやるのは私です。10年やっていたら意図して選ぶということをやめたくなりました。
「育てる」ということはコントロールできるものではありません。結果を「絶対」ということはできません。それなのに意図した一つの基準で選別するのが「育てる」ことの始まり。
これにずっと引っかかっていました。これ、とても嫌でした。
なのでやめました。
今年はそんなに変わらないと思います。数年やっていると悪くなるかもしれません。
そうなったらその時考えます。
ずっと変わらなかったら、今まで何だったのだろうと思うでしょう。
そうなったらその時考えます。
先延ばしにしているだけのようにも思えますが、今はほっとしています。